北マケドニア共和国に本社を持つオフショアソフトウェア開発のWeb Factory MK 東京オフィスのシンゴです。あけましておめでとうございます。
さて新年一回目のnoteはオフショア開発の脱ヤドカリについてです。ヤドカリとはエンジニアのコストをNo.1のKPIにして、同じ国でも会社を変えたり、国から国を渡り歩いてコストを追求する事です。これは2-3年スパンでもヤドカリ、と言いまます。 確かにコストはとっても重要です。ですが、エンジニアの確保やナレッジ、学習カーブやコミュニケーション、組織などは都度築いていく事になります。
日本ではオフショア開発は簡単なテスト工程、メンテナンスなど切り出しやすい工程をエンジニアコストが安い国に出す、といったぽちぽち業務から始まりました。
ですが、ここ数年、日本でのフルスタックエンジニアの確保が困難な状況になり、また発注先の国でも非常に優秀な人材が確保可能であるので上流工程もどんどんオフショアに出されています。 ですが、日本同様、コンスタントに優秀なエンジニアをオフショア拠点で確保するのはハッキリ言って難しいです。特にプロジェクト単体で委託する場合や一見さんの場合。 これはビジネスなので仕方がありませんん。 やはりお得意様には優秀なエンジニアを充てがうのが人情です。PMも然り。
コストについてもどんどん高騰しているので、よしんば日本で開発するのと同じ人数でできたとしても管理のコストなどを考えるとトントン、なんなら高くつく場合も実際多いです。
ではベストプラクティスとしては何があるでしょうか。 誰も知らない方法は存在しないので、当たり前の事を書きますがそれはラボ型開発です。大企業の多くは自社の開発拠点をオフショア国に設立していますし、ニュースを読んでいると今後もそのトレンドは続くと思われます。 そうなんです。オフショア開発はコストメリットため、から既にシフトして優秀なエンジニアリソースの長期的な確保が目的になっています。