
App StoreやGoogle storeが生活の一部になって久しいですが、私もりんご会社でApp Storeの仕事をしていました。もう5年ほど前ですが、その当時から既に年に一つか、二つの素晴らしいアプリが出てきたな!なんて状態でして、令和3年の今はイノベーションが続きつつも特定のカテゴリではアプリ市場は成熟しています。
BtoB, BtoCのサービスやコト、モノのマッチング、人々の出会いのマッチング、求人系のマッチングなどは今やエコノミーの大きな要素に成長しています。
Web Appでもコロナ禍の影響で医療は遠隔診療+処方箋+健康管理 (ビデオや音声で通話)、教育はe-ラーニングに双方通信、宿題+採点+学習の可視化 (一部AI)など当たり前になりつつあります。
ホワイトラベル製品、と言う言葉があります。簡単に言うと、特定のサービスプラットフォームのOEM供給です。 例えばMoney Tree社が自社の資産可視化・分析サービスを銀行向けに提供していたりします。FinTechだとこの手法が盛んですよね。
もちろん、ほとんどの場合既存で提供される機能とUI/UXそのまま使うのではなく、必要に応じてカスタマイズして機能追加もするでしょう。 また、スケーラビリティの必要に応じてアーキテクチャーを変えるようなケースもあるでしょう。
ある程度成熟してきているカテゴリのサービスではいわゆるプラットフォーマーに乗っかるのも手法でしたが、近年Shopifyやノーコード開発でのアプリ・サービス提供など、ECや飲食の予約・マッチングなど特定のプラットフォーマーに頼らないサービスも増えています。 ノーコードに開発については門外漢なのであまり言及できませんが、ホワイトラベル製品と言えどそれぞれ個々のサービスで個別の要件もあるし、どうしても個別開発機能もあると思います。
また、機能やユーザビリティ、私たちはUI/UXと一括りにしたりしますがこれはまさに日々更新されています。 皆さんのスマホにインストールされているアプリの更新頻度を思い返すだけでも半年前、一年前と同じのUI/UXって多分無いと思います。
こういったアプリ・webアプリ開発環境や市場の中で効率的に開発を進めるか?それは経験値の高い開発パートナー (日本でもオフショアでも)と組むコトです。当たり前すぎて「???」と思われた方ごめんなさい。でも誰も知らない開発効率の向上方法なんて無いです。
ここでいう経験値の高いパートナーとは以下の要素をもつ会社。
1. あなたが開発するサービスカテゴリーでの実績がある
2. 開発実績について誇大せず、開発のどの部分に貢献したかを言える
3. 特定の開発言語に投資し、開発するドメインの集中をしている
4. 新しいフレームワークに積極的
5. UI/UX設計・デザイン・最適化の自社リソースがある
6. エンジニアからの質問がとにかく多い
順不同でどれも全て大事な要素ですが、2については特に気を使います。ディレクションがあってコーディングをしたのかと提案・議論して開発する力は全く違います。
同じオフショア開発業界同志で話をしても (日本の開発会社もですが)、国や地域での特色なんてのは賃金レベル以外はあんまり関係なくて、特定の国や地域でいかに上記の要素を多く持つ良い会社を見つけるかがプロジェクトの成否を決める最大の要素、と皆言います。そうなんです。実は。日本語対応できるブリッジSEなんて正直ものすごいどうでもよくて、まずは優れたエンジニアリソースを確保する方がよっぽど重要です。
話を戻しますが、日本、オフショアに限らず良きパートナーになりえる会社は年間多くの開発をします。一つのサービス会社であればアプリのリリースは数年に一回とアップデート、ですがこういった開発パートナーは数多くて質も高いものが求められます。両方できないとサービスとして成立しないので。
頼りになる開発パートナーは”多くの知見”があるので、あなたが開発してリリースしようとしているサービスの要素技術 (Building Blcokとでも言いましょうか)を持っていると考えてみるとよりわかりやすいです。 開発を依頼する側は素晴らしいアイデアとビジネススキームがある、ではそれを具現化するのに開発パートナーの要素技術を使う事によって スクラッチから開発するよりも優れた効率でコンセプトの具現化、アーキテクチャの設計、開発環境・技術の選択、開発、そしてQAとリリースまで行う事が可能です。 ホワイトラベル製品とカスタム開発のハイブリッドでいいのです。 誰も知らないコーディング、なんて無いので、例えばフロント側の使う要素技術や成果物は似てしまうのは決して悪いことでは無いです。顧客には全く別物ですから。(誤解を恐れずに言っています) まさにそれが究極のホワイトラベル製品でありその進化?系??のノーコード開発??ちょっと違うか。
実はこの手法、シリコンバレーのスタートアップモデルです。 弊社英語圏のお客様と多くお付き合いしているのですが、コアな技術はもちろん自社で、その周りは要素技術をうまく効率良く使っています。
弊社はFinTech (資産可視化・分析・AIレコメン)、BtoB/Cのマッチング、遠隔診療やオンライン学習プラットフォーム、アイドルコミュニティ (投げ銭機能付き)などで多く実績がありますので、ご興味ございましたらプロフィールに記載しているメアドまでご連絡お願い致します